受賞者のコメント

*到着順に順次掲載しています

デンスケ(聴衆賞)

この度は思っても見なかった「聴衆賞」をいただき本当にありがとうございます。お客様の暖かい拍手や終演後には多くの祝福の言葉をかけていただき、まさに夢のような時を過ごさせていただきました。コンクールに向けて練習を積んでいく間にオカリナはもとより音楽そのものを深く学ぶことができました。これは、私にとってコンクールに挑戦することでしか得ることのできないものだった思います。当日、コンクールの運営に当たられた先生方の心配りにより緊張しすぎることもなく練習以上の演奏をすることができました。これからも日本オカリナコンクールのさらなる発展をお祈りします。

オカリナ リッコ(合奏部門 3位)

この度は、やむを得ない状況で、メンバーの一人が当日来られなくなり、代わりの方に当日のリハーサルのみで、一緒に受験して頂きました。精神的にも肉体的にもギリギリでしたが、日頃のレッスン時に、オカリナを吹く時のポジション、息の向き、脱力、音楽のイメージなどの事を常に言われ続けていたので、それでも演奏に集中出来て、第三位を受賞する事が出来たと思います。『オカリナで自分の想いを喋れるようになろう!』これが先生から言われている課題です。この事態を乗り越えられた仲間とともに、気持ちも新たに頑張ります!

オカリナ万歳!!

ポッチャリーナ(合奏部門 3位)

●入賞出来たのが嬉しい。皆で頑張ったから。●思ってもみなかった入賞で本当に嬉しいです。●音を作る、曲を大切に演奏するように気持ちを合わせて練習しました。嬉しいです。

グループの団結力が、強まり、また独特の緊張感を体感する事が出来ました。「ポッチャリーナ」の名前を聞いた時に耳を疑いましたが、徐々に喜びに変わりました。

これらが、私達グループの感想です。思いがけない入賞が本音ですが、これまで味わった事がない喜びと絆を感じました。私達にとって決して忘れる事がない、大きな出来事になりました。仲間に「ありがとう!」、指導して頂きました先生に「ありがとう!」、コンクールに「ありがとう!」と、叫びたい気持ちです。

中田 啓子(独奏部門 シニアの部 2位)

今回のコンクール参加することにより、多く方の素晴らしい演奏を聴く機会を得ることができとても有益でした。故 火山 久先生がいつもおっしゃっていた「心を込めて演奏する」ということの具体的な意味を求めて、シニア部門だからと加齢のせいにせずオカリナ本来の美しい音を求め、ブレスの取り方から指の運びまで、厳しいレッスンを乗り越え自らも研究を重ねました。一音一音大切に練習してきたこと、そして全身全霊込めて演奏できたことはコンクールに参加して得た何よりの喜びでした。これからもオカリナのより美しい音色を追求し、様々な豊かな表現ができるよう勉強してまいります。

山本 英津子(独奏部門 一般の部 3位)

芦屋で主人とお姑さんと酒屋をしております。緊張に打ち勝つ為に、1ヶ月前から「1日1回人前演奏‼︎」と勝手に宣言し、音楽は全くわからないと言っているお姑さんに課題曲&自由曲を毎日お店で聴いてもらっていました。課題曲は焦らず、ゆっくり落ち着いて演奏するという事が本当に難しかったです。自由曲は今までのコンクールにはなかった分野に挑戦したいと考え、ハワイアンを選曲しました。素朴で優しい音色同士という意味でとても相性の良いオカリナとウクレレで、ハワイにいるような雰囲気が出せたらと思い演奏しました。長年ウクレレ伴奏をしてくれている彼女と一緒に入賞の喜びを分かち合えた事は本当に幸せでした。人の心に響く演奏がしたい!音楽の楽しさ、素晴らしさを沢山の方々に伝えられるようになりたい!と強く思っています。色んな方々に支えてもらっているという感謝の気持ちを忘れず、さらなるステップアップを目指してこれからも頑張っていきたいと思います。

アサキとカオリ(デュエット部門 1位)

この度は、第1位という結果を頂くことが出来、大変嬉しく思っております。昨年に続き二度目の挑戦でしたが、前回同様、演奏会のようなとてもあたたかい雰囲気でほぼ満員のお客様に迎えて頂けたので、私達もコンクールという場を忘れ、緊張感はありながらもとても楽しく演奏すること出来ました。また、スタッフの皆様の円滑な運営により、演奏に集中出来たことも大変ありがたかったです。今回の受賞を糧に、オカリナデュオのさらなる可能性を求めて演奏活動を行なって参ります。日本オカリナコンクールの今後の益々のご発展をお祈り致します。

南 冴子(独奏部門 一般の部 2位)

このたび賞をいただけたことに、大変驚き、嬉しく思っています。オカリナをもっと知りたくて参加をしたイベントで、コンクールへの出場を勧めていただきました。学生時代からフルートを続けていることもあり、音を出すことに苦労はないつもりでしたが、自分の意思と関係なくビブラートがかかることが分かり、戸惑うことがありました。それがきっかけで、一音一音、しっかり聴いて練習するようになりました。子育てをしながらの練習は、ままならないときもありましたが、家族の支えもあって今日に至りました。当日はとても緊張しましたが、自分をこれまで支えて下さった方々に感謝の気持ちを込めて演奏させていただきました。これからも様々な出会いを大切に、オカリナを続けていきたいと思います。

園山 洋史(独奏部門 シニアの部 3位)

コンクールに出場するなど、私には全く関係のない事だと思っていました。第一力量がありません。しかしシニアの部があり、課題曲がないのです。それで、聴いてくださる方があればこそと思い、気合いで出場を決めてしまいました。こんな機会は、自分で決断するしか他に方法を知りません。自由曲2曲ですから、競い合う感覚はありませんでした。精一杯演奏出来る事が第一の目標となり、それが3位という賞まで頂きました。運が良かったのでしょうが、入賞に選考頂き感謝です。他の部門のレベルの高さには目を見張りましたが、この日一日沢山の事を学ばせて頂きました。実行委員様初め、ボランティアの方々のご苦労を思いながら、今喜びも一入です。

釘宮 嘉子(独奏部門 一般の部 1位、グランプリ)

この度は身に余る大きな賞を頂き、本当にありがとうございます。トランペットやフルートなどとは違い、誰にでも音の出せる比較的とっつき易い楽器ではありますが、オカリナほど露骨にその人柄が出てしまう楽器はないのでは、と最近感じています。土の音、だからなのでしょうか。温もりが直球で伝わります。実は私は人前で演奏するのが大変苦手です。コンクール出場は、先生に背中を押して頂き決心致しました。でも とにかく練習が楽しいのです。オカリナは気持ちに応えてくれる、と感じます。素晴らしいホールで、大好きな曲を吹かせて頂きました。吹き終わった時に、お客様の笑顔が目に入りました。恐ろしく緊張しましたが、幸せな時間でした。ありがとうございました。

きゃんでぃず(合奏部門 2位)

今回、大阪のコンク-ル、初挑戦させていただきました。「木星」はかつてブラスの全国大会で吹いた曲であり是非ともオカリナでと思っておりました。技術はもとより、指揮のいない状態でいかに4人が合わるかが課題で、ブレスだったり、アイコンタクトだったり創意工夫いたしました。最終的に、テンポも合わせる人のテンポ感で進み、本番は緊張もあり早くなりました(笑)。音楽的には「宇宙を感じるように」でしたが、その余裕がメンバ-にあったかどうか?です。私たち「きゃんでぃず」は、アンサンブルはおしゃべりからで、月に1回しか会えませんが楽しい時間を共有し、音楽大好きで笑いの絶えない仲間です。本当に楽しませていただきました。ありがとうございます。

写真撮影:山下 哲